2009年5月をもちまして、神田真児フィリピン滞在生活が10年を
超えました。ここに、10年で見た、フィリピンを全く私見ですが。
書いていけたらと思いま
す。

【工事中です】もう少々お時間をくださいませ。


【フィリピンという国】

【フィリピン人】

【日本との関係】

【ペソと円】

【フィリピンの教育】

【フィリピンの海の変化】

【日本人が会社を作るにあたって】

【フィリピンのビザ事情】

 


2001年神田真児初期の考察

ここで、フィリピンについて思うことをまとめて見ようと新しく
ページなんか作ってしまった。
初めてフィリピンを意識したのは
オーストラリアでフィリピンの仕事を紹介された時であった。
フィリピン、汚くて、危険で、女を安く買えるところ、、、
正直そんなところが、最初の印象であった。
その証拠に、、やはりオーストラリアで打てるだけの予防注射をしてきた。
初めて、セブに到着したときその雑多な空港に、やっぱり、、、と思ったが、
セブ市内に入るにつれて、驚きに変わった。
まさか、、、そんな大きなビルが、、綺麗な家が、、あれ?
そうセブは本当に都会であった。
今まで居たケアンズの方がよっぽど田舎であった。
しかし、、目が慣れて来るにつれて、、
だんだん貧富の差が大きいのだと
言うことに気が付いた。高級乗用車を乗り回す、フィリピン人の傍らで
半分腐りかけた、バナナを売っているおじさん。
車が止まると、窓際で
歌を歌って、お金を貰おうとする子供達。
ここに来て半年、いろいろな思いをしたのを
項目ごとに書き出してみようと思う。


フィリピン人

フィリピン人と言う民族について考えていきたいと思う。
まず、彼らについて素晴らしいと思うことは、語学能力である。
基本的にフィリピンの言葉はタガログ語と呼ばれている。
テレビやラジオでは頻繁に使用されている。
しかしここセブ近辺ではビサヤ語が使用されている。全く違う言葉らしい。
彼らは基本的にこの国内の2カ国語を使用できるのである。
そして、小学校の6年間でほとんどの子供達が英語を会話レベルまで
使いこなすことが出来るようになる。日本では信じられない話であるが
理由は簡単、英語を使う環境にあるのである。
日本ではあんなにしっかり基礎を勉強するのに、決して喋ることができない
理由は使う場所が無いからである。
フィリピンの子供達は英語を勉強するのは勉強しないと将来仕事が無いからだ
タクシーの運転手も、、絶対に片言でも英語が喋ることが出来る。
もちろんフィリピン英語で理解には苦しむが、会話をするには十分である。
ブルーコーラルのフィリピン人スタッフもアルビンさんをはじめ日本語を
会話レベルまで喋れるスタッフが多い。これも驚きである。
負けないように、ビサヤ語を勉強するが、、どうも追いつけない気がする。
もともとフィリピンはスペイン領であったこともあるので、スペイン語まで
はなすことの出来る人がたくさんいる。
すごいの一言だ。一人で5カ国語喋れるのである。
基本的な数の数え方は、明らかにスペイン語から来ている。

フィリピン人はやはり陽気でフレンドリーな奴が多いが、長くつきあって
見ると、かなり日本人に近い一面が見えてくる。まず対面を大切にするということ
人に不快感を出来るだけ与えないように、細かな配慮をしているという点もある。
これはオーストラリア人には感じられなかった。だから、初めてあったフィリピン人に
不愉快な感じは全く受けないのである。

良い意味でも、悪い意味でもフィリピン人は争いを好まない。
良く取れば、少々のことでは決して怒らない、悪く言えば、納得しないことでも
その場しのぎで、相槌を打っていることがある。
俺としては、納得できないのなら、後で言わずにすぐにいって欲しかったという
ことが、何度かあった。
フィリピン人の中には一生一回も喧嘩をせずに終わる人が多いらしい。
しかし、いったん本気で怒ると、命の駆け引きになることもしばしば、、あるらしい。
プライドが高くて、人前で怒られることを何より嫌う。おれも、その点は気を使って
言いたいことは後で呼び出し形式を取っている。
彼らの得意技は、言い訳である。それもかなり可愛い、、言い訳で本気で
怒る気にもならない。

基本的には日本人と接しているのと同じように接しても、フィリピン人との
つきあいは、難しくない。
日本人と違って、どうも競争意識が少なく、どうも惰性に流されているように所も
多々見られるが、よく言えば、ホントの正直者である。
楽しいとき、嬉しいときは、何ともいえない笑顔を見せる。少しでも
気に入らないときは、行動を見ているとすぐに分かる。
日本人のように本当の顔を隠して生なければならないと言う社会ではないのである。

(どうも、、文章の脈絡がおかしいのであるが、気にせずに読んでください)


フィリピンの不思議

いろいろある不思議なものを箇条書きにする
トイレの便座、、、一般家庭ではこれがないのである。
その上流す水が出るところがない
 最初に、う○こをここでしたときは、動揺してしまった。
したのはよいが、流す方法を知らなかったのである。
今まで野グソ以外はきちんと処理してきたのにここへ来て、、、
と思ったが、、よく見るとバケツがあって、
水道の蛇口がある、はは〜これを使うのかと思い
バケツで水を流す!見事に流れた。

使われない洗濯機、、
我らがスタッフハウスには洗濯機が確かにあるのだが、、
誰も使用しないのである。
聞いてみると手洗いの方が綺麗になると思っているらしい。
それを見習い、洗濯をする日々にもかなり慣れてきた。

免許証の取り方、、、
日本では当然自動車学校にいって、やっと取れるはずの
運転免許証。こちらではまず車を買ってから、
免許証を買いに行くらしい。
そう、、免許証を持っていても運転できない
ドライバーはたくさんいるのである。

お化けについて、、、、
本当に、怖がるのである。我らが自慢のガイド陣も
陸に上がって夜になると、
怖くて一人で寝ることの出来ない、可愛い奴らと化してしまう。
基本的にキョンシーのようなものをイメージしているらしい。

バナナの吊りもの、、、最近の流行か?
ほとんどのタクシーにバナナのアクセサリーが
吊ってあるのである。タクシーだけかと思ったら、
ブルーコーラルカーにもあったのだ。

携帯電話がステイタス?、、、
必ず喫茶店などにはいると、携帯電話を持っている
フィリピン人は必ずテーブルの上に置いている。
ベルトに引っかけるときも必ず
ティーシャツの外側に出している。
やっぱり携帯電話はステイタスになっているであろう。


物価、金銭感覚についての考察

まず全体的に、、日常生活品はかなり安い!が、、
ちょっと贅沢品になってくると
とたんに、高くなってしまう。
ここでいくつかの製品の値段をだいたいで紹介しよう
(だいたい2.2倍すると日本円)

たばこ、、、30ペソ
ビール、、、20ペソ
タクシー乗りだし、、、25ペソ


●ハイドロテストとは何だ?
The ハイドロテスト
●真児の日記からの抜粋 
フィリピンダイビング考察